熊野古道・不寝王子詳細

滝尻王子不寝王子大門王子

不寝王子(ねずおうじ)は、滝尻王子の後背にそびえる剣山(371m)への急坂の途中、最初に出会う王子である。不寝王子の名は、中世の記録には登場しない。江戸後期の地誌『郷導記』(元禄年間)での記述が史料上の初出である。そこでは、ネジないしネズ王子と呼ばれる小祠址についての記述があり、「不寝」の字を充てるとしているが、その存在は不明確であるともしている。『続風土記』ははっきり廃址と断じており、滝尻王子に合祀されていると述べている。

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